肉 肉 肉
どうも〜、疲労困憊気味のあきです。
本日2年ぶりに父親に会って飯を食いました。ブログのネタにするcarという事で一部始終を綴ります。
離婚してから会ってない父親と食事。駅に7時集合という事で、早めに着く僕。
2年ぶりだし何を話そうかなぁ、緊張してるときに父がきた。
「おう、あき、久しぶりだな」
「久しぶり」
(少しの無言)
「じ、じゃあ飯食いに行くか」
「そうだね」とぎこちない会話をみせる父と僕。
そのままお高い鉄板焼き屋へと向かう。その間、驚く事に父、無言。
何か喋れよぉぉぉ、気まずいだろうがぁぁ!と心の叫びを上げながら移動。ついに何も話すことなく店に到着。どうやら父がじいちゃんとばあちゃんも呼んでたみたいで、合流を果たす。これまたこの2人とは三年ぶり位。軽く挨拶をして店へ入る。
ドアを押し、店内にはいる僕。
う、うわぁ、高そうなお店やなぁ…と怖気付く。この日食べたのは1人6000のコース。精々数百円のファーストフードが主食の僕としては高スギィと目ん玉が飛び出そうだった。出ないけど。
椅子に座り久々の会合ということで少しお喋り。そうこうしてるうちに前菜のようなものが来る。
それが滅茶苦茶ちんまりとしてる。
う、うわっ、ち、小さい!ケチ!ぼったくり!食欲旺盛な高校生を舐めるな!と庶民よろしく心の中で叫ぶ。
叫んでも腹は膨れないので、むしゃむしゃと前菜を食す。う、うーむ。美味いけど、大した程ではないかなぁ、何よりハラヘッタゾ!
その次に来たのが牛すじ。これもやはり、ちんまりしてる。むしゃむしゃむしゃむしゃと僕。む、これは美味い!だが少ない!と物足りなさを舌遊びで紛らわしつつ次の品をまつ。
どうやらこの店、かなり人手が少なく、混んでた為、かなりメニューを出すのが遅い。一品出すのに十分はかかるみたい。
なんとか会話を繋ごうとする父が凄く健気に見えた。大学おめでとう。大学行ったら何したい?。好きな事は?。今までなにしてた?など、そうこうしてるうちに次のメニュー。
今度はホタテとエビ。やっぱりちんまりサイズ。くぅ〜、全然腹にたまら無いよぉ〜。
食べ終わると、地獄の会話タイム。
父「あきは、高校でなんか部活してたっけ?」
僕「してないよ」
父「あっ、そう」
じいちゃんとばあちゃん「……」
静寂が場を包む。何か言えよ、何か言えよぉぉ、父さん!じいちゃん!何でもいいから言えよぉぉ。この時ハッと気づいた。もしかしてコミュ障って遺伝するのか?、いや、これ確実に遺伝してるよなぁ!先祖さんよぉ、どう落とし前つけてくれるんじゃ!責任とれや!(責任転嫁)
ウンウンしながら体を前後に振る父。メニューを凝視する僕。腕を組み沈黙を続けるじいちゃん。ばあちゃんも何も発さない。はたからみたら、こりゃ御葬式の食事会だ。
タップリ20分後、満を持してメインメニューの黒毛和牛が運ばれてくる。
うーん、やっぱりコレも小さいなぁ。見た目もあまり普通の肉と変わらない。高級な店って言うたってどうせ安い焼肉屋の肉と変わらんやろ…
箸をとり、肉を口に運ぶ。パクッと一口。この時、僕の頭に電流走る!
な、なんだこの美味さは!、外はサクッとしてるのに中はなめらか。舌に絡みつくようにして噛むたびに濃厚な肉汁が飛び出す。赤身があるのに不思議と噛みにくさはない。ピリッと効いた塩味がさらに旨味をます。
う、美味すぎるぞぉぉぉ!
僕は舌鼓を打った。打って打って鳴らしまくった。もはや舌鼓だけで盆踊り音頭を演奏していた。頭の中では肉が行進してる。
肉 肉 肉 肉 肉 肉 肉 肉 肉 肉 肉 肉 肉 肉 肉 肉肉 肉 肉 肉肉 肉 肉 肉肉 肉 肉 肉肉 肉 肉 肉肉 肉 肉 肉……
美味すぎるんじゃぁぁぁ! まさかこんなに高いものが違うとは思わなかった。今までの安い肉じゃもう満足できない体にされてしまった。
僕の意思を察したかのように、肉を追加注文する父。やるな?笑笑。
もう一枚もペロリと平らげ大満足な僕。この肉を安い焼肉店と変わらんやろとか言ってる愚か者がいったら、50メートルの助走をつけ思いっきりぶん殴ってやると心に誓う。
この後デザートを食べた気がするけど、肉の旨みにやられて何食べたのか思い出せない。アイスだったかな?
その後軽く世間話をして、会計を済ます。
会計の額は僕の6ヶ月分のお小遣い。う、申し訳ない…という気持ちが。じいちゃん、ばあちゃんと別れ、父と共に駅へ向かう。
ビールが回っていた父は饒舌だった。
これまで全く話したこともない事を話してくれた。
最後に、苦労かけたな、と言われすこし泣きそうに。。。
その後、五分後くらいに駅に着き父と別れた。
その間いろいろ話したけど、あまり覚えていない。
と、まぁこんな感じでした〜
とりあえず言いたいのは黒毛和牛最高!
肉 肉 肉!(表題回収)
あぁ〜本当に肉美味かった。
下らないブログをここまでお付き合い頂きありがとうございます。
今回はこれで、ではでは〜